「君は、世界を迎え撃つ準備ができているか?」のレビュー

今回読んだ本の紹介

・タイトル:「君は世界を迎え撃つ準備ができているか?」

・著者:田村耕太郎

・執筆年月日:2012年12月3日

・素人から見る読みやすさ
→全体的に読みやすい。ロジカルに書かれていて、データの表なども入っている。難しい言葉も訳がしっかり分かりやすい言葉で訳されている。

どんな人にオススメの本か

グローバルな人材として活躍したい人。
自分の基準を、海外基準に起きたい人。

本文の内容と、要約

世界と日本の現状

【21世紀は、新興国の時代になる】
→例として「リバースイノベーション」が行われている。
※先進国企業が新興国に進出し、現地のニーズに合わせて新たな開発をするもの。
【日本は人口減少に伴い縮小傾向にあり、国や企業は個人を負担できなくなる】
→自分で自分を養う「一生現役」という未来が訪れようとしている。
【グローバル化の波は無視できない】
→世界で戦うならば縮小する日本だけでは成長できない。たくさんの世界の人達と触れ合い自分の知識をため込み戦っていくしかない。

世界で戦うための行動原則

【自分の頭で考え抜く】
→演繹法、帰納法、仮設検証法をもとに、メディアに流されず自分の頭で考え抜くこと。
【タイムコストの意識を持て】
→1時間でいくらのお金を稼ぐ、生み出す事ができるのか。
その数字をよく理解し行動すること。
【どんどん失敗しろ】
→失敗は悔しさになり大きなエネルギーになる。またその原因を究明し次に生かすことができる。
【最悪を想定し、最善を期待して行動する】
→最悪を考えることは、縁起が悪いことではなく準備。最悪のことを考えて準備したらあとは最善を期待して行動する。

世界と戦うための準備は何か

【リベラルアーツ(教養)を養え】
→世界で渡り歩くには、様々な思想や宗教、経済と向き合うことになる。その時に最低限の知識を学んでおく必要がある。ジェネラリストを基盤としたスペシャリストへ。
【英語を学ぶ重要性を認識し、英語をマスターせよ】
→世界でのコミュニケーションは英語。明らかにマストである。ただし、コミュニケーションだけではなく、情報収集のためにも必須。世界の情報は英語でいち早く世界中に発信されているからである。
【体を鍛え、朝方になれ】
→何をするにも健康が一番。一生現役なら、なおさら。そのためには身体を鍛える必要がある。世界のエリート達は朝方。朝からジムで体を鍛え、朝から会議をする。すっきりとした頭で行動するほうが効率的だ。また夜は、家族との時間にあてる。身体を鍛えると疲れる。夜はすっきり眠れる。それが朝方を継続する秘訣でもある。

感想文

世界の基準は、とんでもないところにある。

彼らが実践していることは自分で腑に落ちるものは取り入れていきたいと思う。

“身体を鍛える・朝方になる

思考法や考え方は、その時の環境や付き合う人によってしばしば変わることがあるが、

身体を鍛える・朝方になる、というのは、すぐに実践可能なので、取り入れていみよう。

 

“タイムコスト”

この言葉は響いた。

僕たち日本人は、バイトをすれば1時間に約1000円は稼ぐことができる。

その時間をどのように使うかは非常に大事であり、よく考えて行動するべきであると感じた。

例え、その1時間をバイトしなくても、それが未来への投資になると思う。

1日8時間バイトして8000円。
1ヶ月に20日働いて160,000円。
1年間続けたら1,920,000円。
18歳から70年続けたら134,400,000円(約1億3千万)

未来に投資するなら、この金額を1つの基準として考える必要がある。

本へのツッコミどころ

日本人のTOEFLは、165ヵ国中135位。「別角度から見る日本人が英語が苦手な理由」

本文中に、以下のような文章がある。

2010年のTOEFLのおける日本人の受験者の平均スコアは165ヵ国中135位。アジア30ヵ国中27位。

本記事紹介本:P61より

現在のこの数字は改善されているとは思うが、

なんとなく、僕たちが感じている1つを、思いっきりデータで解説してくれた。

これに関して、別の角度から見てみた。

―――なぜ、日本人は英語が苦手なのか? ―――

答え:日本人は、日本語で勉強ができるから。

以下の動画を見ていただくのがとても分かりやすい。

非常に分かりやすい。

苦手というのは痛感した。それがなぜなのか理解するのは大切な事。

違う切り口から物事を見て、ロジカルを知る。その上で、できることを探る。

なんてことが大切な気がした。

さぁ「君は、世界を迎え撃つ準備ができているか?」を読もう

「 君は世界を迎え撃つ準備ができているか? 」という本を読んでみました。

“世界で活躍で活躍するための超基本教科書”になっているので、

これから世界を見据えて活動をしようと考えている方は、必読書だと思います。

今回の感想文はここまで。



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