「結局、”すぐやる人”がすべてを手に入れる」のレビュー

今回読んだ本の紹介

・タイトル:「結局、”すぐやる人”がすべてを手に入れる」

・著者:藤由達蔵

・執筆年月日:2015年7月10日

・素人から見る読みやすさ
→全体的に読みやすい。説明がごちゃごちゃしているところでも、オリジナルのイラストを描き込んでいるので、 パッと見てわかることができる。

どんな人にオススメの本か

すぐに行動できない方。
仕事や人間関係の問題にぶち当たっている方。

本文の内容と、要約

すぐに行動できない人はこんな人!

【時間があると思う人!】
→”まだまだ時間がるから大丈夫!”と先延ばしにやる人は、いつまでたってもやらない!
【自分の力で何でもやろうとする!】
→自分の力だけで頑張ろうとすると、苦手な事やできないことにぶちあたった時、やる気を失う。だから、ヒト・モノをしっかりカネを使って動かすことが大切。
【自分に不安がある人!】
→過去の失敗や、未来の失敗にとらわれず、世界で戦うならば縮小する日本だけでは成長できない。たくさんの世界の人達と触れ合い自分の知識をため込み戦っていくしかない。

10秒で動ける人の考え方!

【即行動し、見取り図を描く】
→初めの行動は、等速直線運動のように大切。とにかくまずは走り出し、見取り図を作成し、成功までの道筋を立てる。
【悩まずに、失敗を恐れない。】
→悩むことは、答えを出さずにぐずぐずしていること。行動の遅れはさらに不安を増大するので、どんどん前に進む。
【プロセスを分化し、シンプルにする】
→5W2H「who,what,when,where,why,how,hou much」を明確にし、行動のステップを分かりやすくシンプルにすることで、行動に移しやすい。
【最悪を想定し、最善を期待して行動する】
→最悪を考えることは、縁起が悪いことではなく準備。最悪のことを考えて準備したらあとは最善を期待して行動する。

10秒マインドチェンジ

【感情表現の3大要素】
→「表情・行動・言葉」この3つを自分でコントロールすることで、気分を変化させます。※3大要素例)「笑顔・ガッツポーズ・やったー!」など。
【視座の転換】
→視座(ものを見る「視点と立場」)の転換。自分の状況を俯瞰してみて、自分がどのような状況にあるのか、客観的に把握することで、他人の気持ちを理解することができる。
【モチベーションの本質を知り、やる気をコントロール】
→モチベーションとは、「やる気の素」。カネ・ヒマ・ポスト(外発的要因)、やりたい・やってみたい(内発的要因)のこと。これをはっきりとさせ、自分がコントロールするべきは「やる気」問うことを理解。自分にとってやる気が出る行動方法は何か探る。

周りを巻き込む

【相手をコントロールするのではなく、行動力を高める】
→褒めるだけではなく、自分が感じた「相手に対する感謝や感動」を伝えることで、相手の行動力を高めることができる。
【自分の不安をなくす】
→不安は伝染します。自分の不安を解消するために、文字に起こして可視化し、自分の不安を取り除いていく。

あなたが描くゴールに近ずく、思考とコツ

【自分の目標を持つ】
→会社から与えられたものではなく、自分が思い描く目標を描く。
【夢を語る】
→自分の夢を語ることで、周りからフィードバックをもらい、より現実に進んでいく。また、同じ志を持つ者がいれば互いに成長できる。

感想文

行動のスイッチを具体的に可視化することで、行動の原理が少しづつ見えてくる。

以下、実体験に基づく感想

“時間と質の関係

この言葉は意外にも実体験からピンっ!と来た。

本ブログ以外にもいろいろ書いているのだが、時間をかけると、質が落ちる傾向もあるし、何より、「各記事に統一性がなくなる」

統一性や質を上げたい場合は、1つの括りが終わるまでは、スピードを上げて一気にしてクリアしたほうが良い。

“考えること、と悩むことは違う”

考えることは、実際も時に起こし、書き出し、可視化して、確実に解決へと向かう。

悩むことは、頭の中で何回も、考え事が巡回しているだけでは進まない。

やる気の素は3つに分類

①上昇・達成系のやる気の素
②人間関係のやる気の素
③プロセス志向系のやる気の素

このどこでモチベーションが上がるのか、というのはとても大切。

自分自身のやる気の素を把握するとともに、パートナーの理解も必須。

本へのツッコミどころ

朝の10秒で自分の心と体を診断してみよう

本文中に、以下のような文章がある。
※若干文章を分かりやすいように変更しています。

身体の状態と、心の状態を分けて把握する方法。

「体は疲れているから10点満点中2点。心は10点満点中7点。そうか、体が疲れているだけなんだな。」

本記事紹介本:P54,55より

朝早く起きて、健康チェックすることは良いかと思うが、

もし読者が、バカポジティブだった場合、

「身体はまだまだ頑張れる!だから10点中8点!心もこんなもんでプレシャーに負けるわけにはいかない!俺ならできる!10点中10点!」

っていう可能性がある。

実は身体付かれているのに、ここには大きなプレッシャーがあるのに。

こればかりは個人の裁量だと思うが、

バカポジティブさんは少々危険なので、自分のことを冷静に見極める必要あり。

さぁ「結局、”すぐやる人”がすべてを手に入れる」を読もう

「 結局、”すぐやる人”がすべてを手に入れる 」という本を読んでみました。

今、自分が「行動したいのにできない!」という人には超おすすめ!

その迷いを文字に起こし、具体的にまとめてある1冊!

迷っているあなたを背中を押してくれる本です!

今回の感想文はここまで。



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